コラーゲンは、アミノ酸を主成分とした繊維状のタンパク質です。
皮膚・内臓・筋肉などカラダの大部分がタンパク質でできていますが、そのタンパク質の約40%をコラーゲンが占めています。しかも、真皮の70%近くはコラーゲンといわれるほど、肌に関係の深い成分です。
それなのに、20歳を過ぎると体内で作られるコラーゲンの量は減りはじめ、40歳の時には20歳の時の半分になってしまうとか(泣)。コラーゲンの主な働きは、細胞と細胞をつなぎ、支え、境目をつくり、組織の弾力性や強度を高めること。また、細胞分裂を助ける働きもあるそうです。
肌にとっては、表皮を支えるクッションとなってハリや弾力を保つとともに、ターンオーバーを安定させる役割も担っているのです。コラーゲンが不足すると、残ったコラーゲン同士で結びつこうとするため、水分を保つ場所が少なくなり、潤いが失われてしまいます。肌はハリがなくなってシワができ、カサカサに。また、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な病気も引き起こしてしまいます。
コラーゲンには「動物性コラーゲン」と「マリンコラーゲン」があります。
「動物性コラーゲン」は牛や豚、鶏のトサカなどの動物性たんぱく質からとったもの。熱にも強く扱いやすいのですが、感染症の問題、高濃度になると独特の臭いがする、消化が遅く吸収にも少し時間がかかるという短所があります。
一方の「マリンコラーゲン」は、別名フィッシュコラーゲン。魚の骨や皮からとられ、高い安全性が挙げられます。高濃度でも臭わず、消化がよく体内での吸収も早いなどの長所があります。また、アレルギーもありません。ただ、熱に弱いのが難点。身体にも優しく、さまざまな効果が期待され、特に美容業界から注目を集めています。
コラーゲンが代謝によって消費されるのは1日2g程度だそうですから、効果を感じるには1日5~10gは摂取したいですね。コラーゲンは肉や魚の皮や骨、軟骨、内臓、腱などに多く含まれます。フカヒレ、うなぎ、スッポン、豚足、鶏手羽、牛スジなどに多いのですが、食事に気をつけても一日3~4g摂取できれば
いいほう。
不規則になりがちな毎日では、サプリメントやドリンクがおすすめです。アミノ酸やヒアルロン酸などと組み合わせたものも数多く、ドリンクも飲みやすさが考慮されていますが、消化・吸収性がより向上されたコラーゲンペプチドを選ぶほうがいいみたい。コラーゲンが体内で合成されるのに必要なビタミンCと一緒に摂るとさらに効果的です。